抜歯した後の治療法について

残念ながら抜歯となった場合には、歯の無くなった部分を補う治療が必要です。

大まかにわけて、①ブリッジ ②義歯 ③インプラント の3つの治療法があります。

それぞれ、説明します。

その前に、もし抜歯した後に治療しないで放置していたらどうなるか? について説明します。

抜歯したまま放置していると、抜いた隣の歯が横に倒れたり(歯の傾斜)、抜いた歯の対顎の歯が浮いて(歯の挺出)きます。

傾斜したり挺出した歯は、凍みたり、むし歯になりやすかったりします。

最悪のケースは、グラグラと揺れだして(歯の動揺)抜歯せざるを得ない状況となります。

また、傾斜したり挺出したり動揺しだしてから治療するとなると、かなり困難です。

そうならない為に、抜いた歯を補う治療をできるだけ早く行なう必要があるわけです。

  


では、、①ブリッジ ②義歯 ③インプラント の3つの治療法について簡単に説明します。


①ブリッジ
歯を抜いた後に、その両端の歯を土台にして、橋(ブリッジ)を架けるように金属などで繋ぐ治療法です。
こうすることによって、抜いた部分に歯と同じような形を作り、抜く前と同じような噛み合せや形を取り戻すことが出来ます。



長所・・・ 保険適応である。(歯の無い部位や数で保険適応外となる場合もあります)
      固定式なので、義歯と比べて自分の歯と同じような感じで違和感が少ない。
      咀嚼能率(ものを噛み砕く能力)がそこそこ高い。(天然歯の約60%くらい)


短所・・・ 支えとなる歯を削る必要がある。
      支えとなる歯の状態や歯の無い部分の数次第では、ブリッジにできないことがある。
      保険のブリッジの場合には、奥歯は銀歯になってしまう。
      

費用・・・ 患者さまごとに歯の無い数や部位や状態が違いますので、はっきり何円と言うことは不可能です。
      しかし、大体の目安として・・・
      前歯1本欠損の場合なら装着時に18000円(保険3割負担の場合)
      奥歯1本欠損の場合なら装着時に10000円(保険3割負担の場合)くらいです。 

      歯の根の治療が必要だったり、歯型をとったりもしますので上記にプラス数千円~1万円くらいかかります。

      保険診療とはいえ、けっこうな費用がかかってしまいます。
      また、治療回数もけっこうかかります。(10回以上かかることがほとんどです。)

      ブリッジの種類についての詳しい説明は、こちらです。

      

      できる限り小さなむし歯のうちに治療して、抜歯とならないようにすることが大事です。

      ブリッジやクラウンを装着して治療終了となっても、歯磨きや定期健診を怠るとまたむし歯になります。

      治療終了後の定期健診(メンテナンス)が重要ですので、定期健診を受けてください。



②義歯
 1)保険の部分入れ歯
「クラスプ」と呼ばれる金具(バネ)を、残っている歯の部分に巻き付けるようにして取り付ける治療法です。



長所・・・ほとんどの症例で作製が可能。
     歯をほとんど削らないで良い。
     保険適応の場合、ブリッジと比べて安価である。

短所・・・クラスプ(金属の金具)が見えるので、見た目が良くない。
     咀嚼能率(ものを噛む能力)が低い。(天然の歯の約20~30%)
     違和感がかなり強い。
     慣れるまで装着したまま話しづらい。
     使用していると徐々に合わなくなったり、割れたりすることがある。

費用・・・患者さまごとに歯の無い数や部位や状態が違いますので、はっきり何円と言うことは不可能です。
     しかし、大体の目安として・・・
     装着時に6000円~10000円くらい(保険3割負担の場合)です。
     歯型をとったりもしますので、上記にプラス数千円くらいかかります。

 2)スマイルデンチャー(ノンクラスプデンチャー)
「スーパーポリアミドナイロン樹脂」という素材で出来ている部分入れ歯です。
保険の入れ歯と比べて、薄く、軽く、弾力のあるのが特徴です。
クラスプ(金属の金具)を使用しないで作ることが可能です。



長所・・・保険の入れ歯と比べて、薄い。
     保険の入れ歯と比べて、軽い。
     保険の入れ歯と比べて、弾力があるので割れにくい。
     クラスプ(金属の金具)を使用しないで作ることが可能。(症例によっては使用することもあります)

短所・・・保険が効かない。(症例によって、105000円~です。)
     保険の入れ歯の使用に比べて、支えの歯のお手入れが極めて重要なので、定期的な健診が必ず必要。


③インプラン
失ってしまった自分の歯の代わりに人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に冠を作製して噛み合わせを回復する治療法です。

当院では、インプラント治療は行なっていません。


インプラント治療を行うには、特別な設備と知識と経験が必要です。

安易にインプラント治療を行なうことは大変危険だと考えております。

インプラントご希望の方は、インプラント治療を行なっている専門の病院をご紹介いたします。

主に、『新須磨病院』と『神戸大学附属病院口腔外科』をご紹介しています。



長所・・・自分の歯とほとんど変わらない咀嚼能率がある。
     ブリッジのように隣の歯を削る必要がない。

短所・・・保険が効かない。
     人工歯根を埋めるための小手術が必要。

費用・・・様々なインプラントの治療法がありますので、費用と治療回数は様々です。
     およそ、最終的な冠が装着されるまでで、1本につき20~40万円くらいかと思います。
     中には、1本10万円以下と宣伝している医院もありますが、安いことが良いことだとは思いません。

     詳しくは、インプラント治療を受ける医院で説明が十分にあると思います。
     インプラント治療に限らず言えることですが、十分納得されてから治療を受けるようにしてください。



神戸市垂水区の歯科医院 まつさか歯科

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.078-753-0118

〒655-0863 兵庫県神戸市垂水区塩屋北町3-6-23




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